『マリア様がみてる マーガレットにリボン』今野緒雪(コバルト文庫)

登場人物を一般社会に解き放ってしまうと、やはり違和感がある。「箱庭」だから成り立つものなのだろう、やはり。カバーを付けず電車で読み耽るのにちょっと勇気が必要だった私は漢気が足りなかったかも。