『貧乏だけど幸せ』コロナ・ブックス編集部編(平凡社)

元号」まみれで「われら日本人」という感じの世界観とか、大して文字数もないのに目立つ校正ミスが複数あることとか、ちょっとゲンナリするが、確かに写真はそれなりに面白い。また元本当時の解説が、どれも「封建遺制」からの脱却を主題にしていて興味深い。撮影場所や撮影年が特定されていないのは残念だが。