『「下山事件」謀略論の歴史』佐藤一(彩流社)

文字がびっちりで結構長い。分量のわりに誤字の見落としは少なかったのでは。内容的に意味の通じにくいところが少なくなかったがそれは仕方ない。きちんと読めば、下山事件「謀略論」にとって致命傷を与えているのは明白だが、それ以外にも1949年前後との歴史解説として教わるところが多かったことを再認識。