『ロボットとは何か』石黒浩(講談社現代新書)

息抜きではなくちょっと必要があってのことだが、それでもまぁ寄り道読書には違いない。この著者の言っていることが何か「深い」ことなのか。それとも単なる思いつきなのか、読んでいるうちに矛盾したこと書いてる気もして、なんだかよくわからない。しかしやっていることは面白い、というか著者がいい意味で変な人であることはよくわかった(笑)。娘のアンドロイドを真っ先につくってみたり、今度は自分のをつくってみたり。腕の筋肉の動かし方を実際につくって動かしてみて調べてみる、とかはなるほどと感心した。