『原爆・原発』池山重朗（現代の理論社）

原爆・原発 (1978年)

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池山重朗
現代の理論社
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広島・長崎、そして第五福竜丸の「被爆」を、「死の灰」を軸にした「被曝」問題として捉え返す。つまり放射線被害の環境問題の観点から、核兵器はもちろん「平和利用」＝原発に対しても反対を主張している。70年代の論文だけど、今読んでも十分説得力がある（そのこと自体の問題を考える必要があるだろう）。この角度からなら、反核運動の歴史を学びたい、と認識を新たにしてくれた本。