『沖縄・問いを立てる1 沖縄に向き合う』屋嘉比収ほか編(社会評論社)

以前読みかけになっていたので、改めて最初からざっと見返しながら最後まで読む。座談会とブックレビューなのですぐに頭に入るが、特にブックレビューを読むだけでも、「沖縄研究」の広がりやその興味深さ、またいかに自分が通り一遍の知識だけで実際には不勉強であったかということなどを教えられる。さすが編集者の一押し本だけはある。フェミニズムジェンダーの領域同様、自分が「専門」として何か書いたり語ったりすることはないだろうが、「沖縄」についても必須の課題としてもう少し腰を据えて勉強せねばと思った。