『エジプト革命』長沢栄治(平凡社新書)

新書なのに情報量が多いせいか(あるいは繰り返しが多いせいか)読むのに結構時間がかかった。もともと世界史の知識があやふやな上に、アラブ世界のことは勉強が足りないので、改めて勉強し直すには良い本だと思う。「革命」は突然発火するように見えて、底流が存在することをきちんと指摘している点は重要だと思った。