青空文庫

小林多喜二「独房」 当時の読者もやはり作品と作者を重ねて読んでいたのだろうか。

小林多喜二「争われない事実」 小林多喜二「疵」 小林多喜二「級長の願い」 小林多喜二「父帰る」 小林多喜二「テガミ」 小説として説教臭いというか、押し付けがましい感じは確かにするが、「テガミ」なんかは今の問題ではなかろうか。「父帰る」はよくわか…

小林多喜二「党生活者」 悪名高い小説。確かにハウスキーパーの描写は、作者が主人公と同一人物ではないとしても、読んでいて後味が悪い。しかしそれ以前の問題として、自分たちの非合法活動を詳細に説明してよかったのだろうか。そりゃ官憲には既に筒抜けだ…

小林多喜二「人を殺す犬」 小林多喜二「雪の夜」 特に後者など、これだけ読んでも興味深いが、他の作品や伝記的背景などを知ってから読むといろいろ考えさせられる。

小林多喜二「蟹工船」 随分昔に読んだはずだけど、ほとんど覚えてなかった。これがブームになる社会って。

小林多喜二「母たち」 唐突ながら小林多喜二週間。三・一五直前だし(偶然)。単に半身浴中に読むのを小説にしてみただけなのだが。この作品は、語り手の位置がよくわからないような。