VLP-100

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そういうわけで、この間少し大変だったので(とはいえ努力したのは私自身ではなく、努力させただけなのだが)、一段落記念ということで購入。LEDを使ったミニプロジェクターはここ一年ほどでいろいろ出てくるようになったものらしく、検索かけてもまだ(?)あまり人柱報告がない。最初はモバイルのミニプロジェクターに惹かれて他の商品も見るようになったのだが、割高になる一方でそれほど使い道がなく、とにかく今回は安くプロジェクターを手に入れるという方針に。いくつかの選択肢から迷った揚句、今回選んだ中では一番安く、音声出力も一応ステレオで、レビューも長い割にそれほど否定的ではなく、どうも同種の中では一番明るそうだというので、「VLP-100」を注文。さっそく使ってみたが…。まぁ安物は安物ですな(笑)。さすがにQVGAはやめておけば良かったか。粒々感というかギザギザ感というか、特に字幕なんかが、大きく写しているのに(だからなのだが)読みにくい部分があって、時々ストレス。読めないことはないのでそのうち慣れるのかもしれないが。そもそも普段の15インチディスプレイより良くなれば何でもいいかと思っていたのだが、これは良くなったと言えるのか。確かに20〜25インチ程度に改善したと考えれば、字幕等の問題も気にならないし、結構明るい部屋でもそれなりに映る。一方明るさに関しては、ある程度暗くすればそれなりの大きさで迫力は出せる。しかし、当然のように暗い色合いの表現は苦手、真っ暗な部屋でも薄暗い映像は識別が困難でそれもストレスだった。これも20インチくらいで見る分にはなんとかなるが、せめてもう少し大きくしたいよなぁ。テレビや屋外シーンの多い映画(つまり明るい画面)は大きく映してもいけると思うが、薄暗い色調の映画とかアニメは画面を小さめにする以外に対処しようがない(高いスクリーンを買えば少し違うかもしれないが、金をかけず場所をとらない路線に反してしまう)。もう一つ改善を希望したいのがスピーカー。音質に対してこだわりはなかったけど、音量の階調が大雑把で、かつ消音がない模様。音量を大きくする分には悪くないのだが、小さく絞るのは困難。どうして普通の音量調節をつけてくれないのか。これで27000円。まぁこんなものなのかもしれない。あと数年はこれで我慢して、プロジェクター全体がさらに値下がりし、また自分の収入も厳しくなくなったら、晴れてまともなプロジェクターを買うことにしよう。否定的な感じで書いてきたけどそれなりに使えると思うし(というか使わないともったいない)、オモチャとしては結構良いとも思う。

追記:30インチ前後で見るには十分実用的であることがわかった。部屋の明かりをつけても、画面薄くはなるが一応見える。それとアニメみたいに人工的な配色は粗が出やすい一方、それ以外のものはあまり問題を感じなかった。50インチくらいにしても(部屋が暗ければ)問題なし。パソコンにもつないでみたけど、youtube程度の画質の再生にピッタリだった。あとはケーブル段階で音量調節できるよう細工しないと。