『職業としての大学教授』潮木守一(中公叢書)

職業としての大学教授 (中公叢書)
潮木 守一
中央公論新社
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急いで買う必要もなかったし、今のたてこんでいる時期に読む必要もなかったのだけど、この間常に興味ある内容ではあったので新刊で買って読む。同じようなフレーズも多く、ちょっと慌てて書いた本という印象はあるが、いろいろ勉強にはなった。文系/理系でだいぶ世界が違うだろうし、文系でも人文と社会科学で相当違うと思うので、分野を特化した比較研究も知りたい。あと非常勤講師というのは国際比較で言うとどういう位置なのか。ともかく、「能力」のイメージとか不満に思うところもあるが、話題になってくれた方がいい本ではあるだろう。ワークシェアリングも提言してくれれば良かったのだが…。