『新版 ブランドなんかいらない』ナオミ=クライン(大月書店)

ブランドなんか、いらない
ナオミ クライン
大月書店
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個別にはどれも聞いたことがあるエピソードなのだが、それを一冊にまとめあげたというのがこの本の画期的なところなのだろう。厳密に考えれば「ブランド(ロゴ)」という概念で本当に全てが結びつくのか私には疑わしいが、大雑把にではあれこういう構図を提出したことが大きな役割を果たしたのではないか。アメリカの現在の「学生運動」とか、どういう状況になっているのか興味が湧いた。