『女という快楽』上野千鶴子(勁草書房)

女という快楽
女という快楽
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上野 千鶴子
勁草書房
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今更読んだら90年代以降の主張とだいぶ違うことが書いてあった驚いた。初出一覧を眺めていると、83年のアメリカ留学を境にして、「対幻想」(家族)の位置づけが変化しているように見える。しかしこの本をそのまま新装版で出しなおすというのは、ある意味ではすごい「勇気」がいることだろう。