『吉本隆明が語る戦後55年2』吉本隆明研究会編(三交社)

吉本隆明の立っていた文脈自体には興味はあるが、彼の魅力なるものは結局わからないまま終わるだろうと思っていた。しかし「文学者」としての吉本は案外面白いかもと思えた。『言語にとって美とはなにか』に入らざるをえないのだろうか…。